美容室オリジナル商品の開発

これからオリジナル商品を考えていきたい美容室様に向けた記事です。
オリジナル商品の必要性と開発までの手順について解説しています。

美容室の店販力を上げるためのサロンオリジナル商品

オリジナル商品を作る美容室が増えました。
既存の商品では、ネット販売や量販店への横流れもあり販売しづらいことなどが理由かもしれません。

また2020年以降は、コロナの影響もあり将来の客数減少を懸念して売上の柱づくりとして物販を見直しているサロンも多いようです。

オリジナル商品が必要な理由

店販が重視されている理由は、コロナの影響だけではありません。
年々人手不足の傾向にある美容業界において、技術以外の売上づくりが必要になっていることも理由の1つです。

また、特化した商品の開発やブランディングに成功したサロンでは、自店での販売にとどまらず、他の美容室や一般小売店へと流通経路を広げるケースもあるようです。

オリジナルシャンプーなどをサロンが作るには?

オリジナル商品を作るにはどうすればよいのでしょうか?
大まかな手順は、このような感じです。

  1. ターゲティング
  2. コンセプト・企画立案
  3. スケジューリング
  4. 製造開始
  5. 販促物準備
  6. 発売

まずはじめは、ターゲット(どのような人に買ってもらいたいか?)を決めることです。
ターゲットが決まったら、コンセプトや企画、商品の内容を考え販売に向けたスケジュールを立てます。
製造が開始したら、発売までに商品パンフレットやPOP、ホームページで使用する画像などを準備していきます。
準備が整い、商品が完成したら発売です!

他にもやる事は沢山ありますが、大まかにはこのような流れになります。

オリジナル商品開発に必要な知識

CREATOR: gd-jpeg v1.0 (using IJG JPEG v62), quality = 100

当然ですが、最も重要なのは、販売する商品に対する知識です。
成分にこだわるならその成分について、使い方にこだわるならその使い方について、他と差別化を図れる程度の知識は必要です。

次に、法律についても多少知っておかないといけません。
自店が、販売元として活動する場合、商標などもとっておかないと不正なコピー商品なども抑制できませんし、逆にこちらが販売停止を受けることも考えられますのでその辺りは事前に調べておいた方が良いでしょう。

また化粧品の販売には、製造業販売許可が必要ですので日本の化粧品販売に関しても多少知っておいた方が安心です。
ただし製造業販売許可は、通常は製造メーカーが保有しており販売申請も代行してくれますので自信で行う必要はありません。



化粧品販売に関する本なども出ております。
ある程度勉強しておきたい方は、こういった書籍もおススメです。  ⇒

オリジナルシャンプーの値段は?

値段に関しては、製造する商品や配合する成分、またはパッケージの種類によって変わります。
ホームページなどで参考価格を提示しているメーカーもありますが、見積をとった方が確実でしょう。

製造ロットにもよりますが、仕入れ商品よりも利益をとりやすくなるのが一般的です。
また販売価格についても販売者である美容室が設定できますので、基本的には自由に決めることができます。

OEMとPBのちがい

オリジナル商品の製造といえば、OEMが一般的です。
OEM=original equipment manufacturer
製造を受託会社にお願いする形ですので、1から商品を作ることになります。

もう一つの方法としては、PBというのもあります。
PB=private brand
こちらも1からつくる場合もあるのですが、あくまでも販売者のプライベートブランドを作ることが目的ですので中身は既存のものを使いパッケージを変えるといった方法になります。
受託業者がもともと製造を手掛けている商品でイメージに合うものがあればこの方法も1つのやり方です。

OEMのメリット

OEMのメリットは、こだわって作れるのでオリジナリティーはより高くなり差別化はしやすくなります。
他にはない商品などの開発も可能です。

PBのメリット

逆にPBの場合は既存商品をベースにしますのでリスクなく自社ブランドをスタートできるのが大きなメリットです。
商品知識などがなく、自店の名前のシャンプーを売りたい場合などには良いかもしれません

シャンプー以外にもヘアオイル、スタイリング剤なども作れる

サロンでのオリジナル商品というとシャンプーを思い浮かべる人が多いかもしれません。
シャンプーは、美容室にとっては必須アイテムで、お客様にとってもサロンで買いたいアイテムなので間違いではありません。

しかし実際には、ヘアオイルやスタイリング剤、スキンケアの化粧品など、製造できる商品は沢山あります。
ただし小ロットの場合エアゾール容器は製造できませんので、スプレーやムースは除外して考えて置きましょう。

美容室がオリジナル商品をつくるならアウトバスがおススメ

シャンプーはどうしても市販品と競合しやすいので、価格重視のお客様には販売しづらい側面もあります。
その点アウトバストリートメントは、サロンでの購入の比率が高く比較的お勧めしやすい商品だと言えるかもしれません。

また、1アイテムで済むのもアウトバスの大きなメリットです。

シャンプーをつくるとセットでトリートメントも欲しくなる。
トリートメントをつくると”しっとりタイプ”、”さらさらタイプ”2種類必要といった感じで複数必要になるケースが多くなります。
こうなるとサロンが、かなり多くの在庫を抱えることになりますので、初回の商品としては適切ではありません。

OEMの製造はどこに頼めばよい?

これから製造元を探すという方のためにOEMの発注先としてどんなところがあるかご紹介しておきます。
色々な方法がありますので自店の状況に合った方法を探しましょう。

①製造工場直接に頼む

製造メーカーにコネクションがあれば直ぐに製造をお願いできます。

原料メーカー ⇒ 製造工場 ⇒ メーカー ⇒ 問屋 ⇒ ディーラー ⇒ 美容室 ⇒ 一般客

(メリット)
製造工場に直接発注できれば、コスト的には安くなるケースが多くなります。

(デメリット)
製造に特化したところが多いので、企画や販売方法の相談などは難しいかもしれません。
また、容器やラベルなども自分で用意して持ち込まないといけないこともあるので、初めての方にはややハードルが高いです。

②OEM受託をしているメーカーに頼む

原料メーカー ⇒ 製造工場 ⇒ メーカー ⇒ 問屋 ⇒ ディーラー ⇒ 美容室 ⇒ 一般客

ここでいうメーカーとは製造メーカーだけではなく、商品開発を行う販売元メーカーを指します。
自社工場・自社製造の会社もあれば、企画や商標の保持だけを行い製造は外部の工場などに任せている会社もあります。
価格競争では自社工場を持っている会社の方が有利になりますが、容器やパッケージはほとんどの会社が外注ですので、それほど大きな差はありません。

(メリット)
商品開発の全体像を把握しているので企画から発売までしっかりとサポートしてもらえる会社が多いです。

(デメリット)
小ロッド製造が可能な代わりに、製造工場に頼むよりはやや割高になります。

④ディーラーさんに相談してみる

原料メーカー ⇒ 製造工場 ⇒ メーカー ⇒ 問屋 ⇒ ディーラー ⇒ 美容室 ⇒ 一般客

普段取引のあるディーラーさんに相談してみるのも一つの方法です。
取り扱いメーカーの中に、OEM受託が可能なメーカーがあれば仲介してもらえると思います。

(メリット)
営業の方のフットワークが軽ければスムーズに話が進むでしょう。
メーカーとの話もある程度任せることができれば美容室にとっては楽な方法といえます。

(デメリット)
ディーラーもボランティアではありません。多少なりとも利益、マージンなどをとられますのでその分価格は高くなります。
また製造の知識がない場合もありますので、開発する商品の成分などは美容室の方でしっかりと調べておかないといけません。

以上、美容室のオリジナル商品開発についてお伝えしてきました。

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