【美容室経営】無駄な空きを無くし、予約表をキレイに埋める

中途半端に空き時間が出来てしまった…

お客さんが急にキャンセル。

まぁ仕方ないか…

今回は予約についてです。「予約に空きが出てしまう」「当日キャンセルで中途半端に時間が空いてしまう」といったお悩み、よく耳にします。

【サロン予約】無駄な空きを無くし、予約表をキレイに埋める - YouTube

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今回の記事では、予約を効率よくキレイに埋めるための調整方法に焦点を当ててお伝えします。

すでにある程度予約が入っている状態から、さらに効率化を図るための予約調整のお話です。

新規顧客獲得などの「集客」については、別の記事で解説していますので、集客について知りたい方はそちらをご覧ください。

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予約がキレイに埋まらない原因は、大きく分けて3つのパターンが考えられます。それぞれの原因と対策を見ていきましょう。

パターン①:予約枠がうまくおさまらない

まずは予約枠と施術時間がうまく噛み合わず、中途半端な空き時間ができてしまうケースです。

「30分の空きがあるけど、カット以外できるメニューがない…」こんな経験はありませんか?

メニューにより施術にかかる時間差が大きいと上手くおさまらないことも多くなります。

【対策1】メニュー構成の見直し

例えば、予約を30分単位で受け付けているなら、施術時間も30分、60分、90分など、30分の倍数で区切れるようにメニューを再構築してみましょう。

どうしても時間が合わない非効率なメニューは、見直しを検討するのも一つの手です。

高単価サロンでは、あえて長めの時間枠(例:1時間枠)を設定し、その時間内で複数の施術を組み合わせたコースメニューを提供することで、枠を埋めやすくしている事例もあります。

【対策2】予約システムの調整・見直し

今は予約サイトなどで予約を取られる美容室が多いと思いますが、数日後~数週間後といった少し先の予約は、既存のポータルサイトの予約システムを利用しつつ、当日や前日などの直前の空き時間については、LINE公式アカウントやメールマガジンなどで「〇時~〇時、カットのみご案内可能です!」といった形でお知らせし、ピンポイントで予約を埋めていく方法もあります。

パターン②:当日キャンセルや遅刻で予定が狂ってしまう

楽しみにしていたお客様からの突然のキャンセルや大幅な遅刻!

これらはサロンの予約状況に大きな影響を与え後のお客様にも迷惑がかかってしまいます。

【対策1】事前通知システムの導入

予約日の前日や当日に、お客様へリマインドの通知を送りましょう。

LINEやメール、またはサロン独自の予約アプリを活用してお知らせします。

自動で通知が送れるシステムを導入すれば、手間もかかりません。

【対策2】ルーズなお客様との距離を置く

残念ながら当日キャンセルや遅刻を繰り返してしまうお客様もいらっしゃいます。

他のお客様にご迷惑がかかる状況が続くようであれば、サロン側から少しずつ距離を置く(例えば、予約が集中しやすい日時のご予約を丁寧にお断りするなど)という判断も、時には必要かもしれません。

もちろん失客やクレームのリスクも伴いますので慎重に対応すべき問題です。

パターン③:顧客ニーズとのミスマッチ

開業まもないサロン様の場合、そもそもサロンの営業時間が、お客様が来店したい時間帯とズレてしまっているケースもあります。

【対策】営業時間の見直し

例えば、お仕事帰りの来店が多いにも関わらず、夕方早い時間に閉店していては機会損失に繋がります。

そのような場合は、朝のオープン時間を少し遅らせて、夜の営業時間を延長するなどの調整を検討してみましょう。

逆に、主婦層のお客様が多く午前中に予約が集中するのであれば、早朝営業を取り入れたり、日中の予約が空きやすい時間帯(例:14時~16時など)を思い切って休憩時間としてクローズし、午前の部・午後の部といった形で営業するのも一つの方法です。

午前と午後にわけて、日中を休むというのは、歯科医院や整体院など他業種ではよく見られる営業形態ですね。

まとめ

お客様の都合もあれば、サロン側の事情もあり、予約調整は本当に難しい問題です。

しかし、今回ご紹介したように、

  1. メニュー構成や予約システムの最適化
  2. 当日キャンセルや遅刻への対策
  3. 顧客ニーズに合わせた営業時間の調整

といった視点から、少しずつ改善を重ねていくことで、より効率的でお客様にもサロンにもメリットのある予約体制を築いていくことができるはずです。

今回のお話も、皆さんのサロン経営に何か一つでもお役立ていただけると幸いです。

最後までご覧いただきましてありがとうございました!

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