パンデミック宣言から7カ月・・・

今だに終息しない新型コロナウイルスですが、パンデミック宣言から半年以上が経過して世の中もコロナ対応に慣れてきたというか、警戒しつつも経済活動の回復に向けて動き出しました。

美容業界も色々と影響を受けましたが半年の間で見えてきたこともありますので今回は業界の現状と各美容室が行った対策、今後できることなどについてまとめてみました。

コロナ後の状況

都心部オフィス街は客数減少郊外の都市は新規増加

やはり都市部、特にオフィス街に近いところでは減少傾向にあるようです。

自粛期間中にリモート化をした会社などはその後も継続してテレワークを推進しているようなので出勤する必要がなくなり、結果的に会社帰りに美容室によっていた方などは自宅の近くにシフトしてしまったようです。

あとはサイクルの伸びも客数減少の要因になっています。自粛ムードでのメンタル面での抑制、リスク回避のための外出控えなどです。

とはいえ、美容室客の人口自体が急激に減ったわけではありません。

髪が伸びたから切りたい、カラーやパーマできれいにしたいというニーズはあるわけですからコロナをきっかけに新規客が増えた美容室も見かけます。

「会社への出勤が必要なくなった」「電車に乗りたくない」などの理由で近所の美容室へ行く傾向はあるようです。

つまり住宅地、ベットタウンと言われる地域で上手く集客ができている美容室は新規客が増加しています。

このような傾向から今後は、大阪市、神戸市、京都市などの中心で店舗展開していた大手美容室の郊外進出も出てくると思われますのでその辺りも注視が必要です。

明暗の分かれ目

コロナで伸びたお店と苦戦したお店の違いはなんでしょうか?

前述のような立地の差は当然ありますが、同じ地域でも多少差があったように思いますのでその辺りを見ていきたいと思います。

対応スピード

結果論になってしまいますが、対応の速さでの状況の違いは多少あったように思います。

誰もが初めての経験だったので3月、4月頃は、様子見だった美容室が多かったのではないでしょうか?

その後、4月中旬~5月頃に「これは長引くぞ」と判断して対策をしたお店は、6月以降はお客様を呼び戻すことができましたので昨対を上回ったお店もありました。

リスク対策

コロナ対策となるとお客様の安全確保、スタッフの安全確保といったところが最重要になるわけですが、お店目線での対応をしているところとお客様目線でプラスαの対応をしているところという部分 では違いが見えました。

お店目線での対応になってしまったところは、「とりあえずトラブルにならないように対策しとくか」「自店からコロナが出ないように気をつけよう」といった感じで消毒液などを設置するといった感じです。一方、お客様目線で対策をしていたところは、感染対策プラス“情報提供”をされていたようです。店内でやることは消毒液の設置や検温、換気、密集回避といったことなので同じなのですが、お客様からすると「そもそもお店に行って良いのか?」わからない「営業してるのか?」わからない、「お店がどうやって対策をしているか?」不安、といった意見もあったようです。何が大丈夫で何がダメなのか?がわからなければ「よくわからないから今は行くの

やめとこ」となってしまいます。

アナウンス

わかりやすいなと思ったのは、来店時の注意点などを動画で発信している美容室です。動画作製が難しければ別に動画でなくても良いのですが、(DM、チラシ、ホームページ、電話など方法はいくらでもありますから)ここで重要なのは、まだ来ていないお客様にもわかるように伝えるというところです。既に来ているお客様は不安を乗り越えて来られているわけですが、まだ来ていないお客様は不安だからまだ来ていないのです。