美容室経営の新たな一手!事業の多角化で売上を伸ばす

最近、個人の美容室でも、本業の美容サービス以外に事業を広げる「事業の多角化」に取り組むケースが増えています。
収入の柱を増やしたり、事業の幅を広げ新たな顧客層を獲得したりと、サロン経営に新しい可能性をもたらします。

今回は、美容室経営における事業多角化の具体的なアイデアや、そのメリットについてご紹介します。

美容室が売上を伸ばす、多角化経営 - YouTube

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なぜ今、美容室の事業多角化が注目されるのか?

かつては、ある程度の規模がある企業や店舗数の多いサロンが中心だった事業の多角化ですが、近年では個人経営の美容室でも積極的に取り組む例が見られます。

その背景には、

  • 収入源の多様化: 1つの事業に依存するリスクを分散し、安定した経営を目指す。
  • 新たな顧客接点の創出: 美容室の顧客以外にもアプローチし、ブランド認知度を高める。
  • 既存リソースの有効活用: スタッフのスキルや店舗スペースを活かして新しい価値を提供する。
  • 市場の変化への対応: 人手不足による営業規模の縮小を補う、あるいは新しいニーズに応える。

といった目的があるようです。

美容室が取り組む事業多角化の具体例

では、実際にどのような事業展開が考えられるのでしょうか?

いくつかの例を見ていきましょう。

1. 物販事業:EC通販やセレクトショップ展開

最も取り組みやすいのが、商品の販売です。

商品の販売というと「店販」売れってことですか?と思われるかもしれません。

もちろん店頭での販売も行った方が良いのですが、ネット通販や物販専門のショップなど展開方法はさまざまです。

  • オリジナル商品のEC販売:
    サロン独自のオリジナル商品をオンラインショップで販売します。
    店舗に来られないお客様や、遠方のお客様にもアプローチできます。
  • ショールーム型セレクトショップ:
    店舗の一部スペースや、別途レンタルスペースなどを活用し、美容関連商品(ヘアケア剤、ヘアアクセサリーなど)だけでなく、アパレルや雑貨などを扱うセレクトショップのような形態も考えられます。
    定期的なオープンやイベント形式での展開も可能です。

2. デザイン関連:センスを活かしたクリエイティブワーク

美容師さんは美的センスに優れた方が多い傾向にあります。

そのスキルを活かして、デザイン関連の仕事を手がけるのも一つの方法です。

  • WEBデザイン・ロゴデザイン:
    自店舗のホームページやロゴはもちろん、他の個人事業主や小規模店舗から依頼を受けて制作します。
  • 印刷物デザイン:
    チラシや名刺、ショップカードなどのデザインも需要があります。
    近年は扱いやすいデザインソフトも増えているため、専門知識がなくても始めやすい分野かもしれません。
    自店舗の販促物作成にも役立ち、将来的には外部からの受注にも繋がる可能性があります。

3. 飲食店などの店舗ビジネス:接客ノウハウを横展開

美容室経営で培った接客スキルや集客ノウハウは、他の店舗ビジネスにも応用できます。

  • カフェや小規模レストランの経営:
    例えば、小規模なカフェを経営し、美容室でヘアセットをしたお客様が結婚式の二次会パーティーで利用するといった連携も考えられます。
    美容室と飲食店の両方を運営することで、相乗効果が期待できるでしょう。

4. 動画撮影・編集:高まるニーズに応える映像制作

今後ますます需要が高まると予想されるのが、動画コンテンツの制作です。

  • 店舗紹介動画・プロモーション動画制作:
    自店舗のPR動画はもちろん、他店舗や企業のプロモーション動画の撮影・編集を請け負います。
    WEBサイト制作などにおいても、写真だけでなく動画のニーズは高まっています。
    一眼レフカメラなどで写真撮影ができる方は多いですが、本格的な動画撮影や編集ができる人材はまだ少ないため、スキルを身につければ大きな強みになるでしょう。
    ただし、美容室の通常業務との時間的な調整は考慮が必要です。

まとめ:美容室経営に新たな可能性を

今回は、美容室における事業の多角化についてご紹介しました。

本業である美容サービスの質を高めることはもちろん重要ですが、それに加えて新しい事業に挑戦することで、経営の安定化や新たな顧客獲得、そして何よりも新しいやりがいを見つけることができるかもしれません。

動画で紹介されていた例以外にも、様々な可能性があるはずです。ご自身のサロンの強みや、スタッフのスキル、地域のニーズなどを考慮しながら、新しい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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