美容室の廃業・倒産が過去最高!人材不足が引き起こす新たな危機

スタッフが辞めて閉業?人材不足による倒産リスク - YouTube

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2024年、美容室倒産が過去最高を記録

2024年の美容室の廃業・倒産が過去最高を更新というニュースが、今年の前半、3月頃に色々なところで報道されました。

正直、そのニュースを聞いた時は、それほど実感がなかったのですが、周りを見渡してみると、実際に閉店されているお店があったり、廃業されているのかなというところも見受けられるようになってきました。

廃業の理由は様々だが、背景にはコロナ後の影響も

美容室が廃業される理由は本当に色々あると思います。

悪いことばかりでもなく、たまたまタイミング的に美容師さんの引退時期がきて、計画通りにお店を閉められているようなケースもあります。それは全然問題ないと思います。

しかし景気や環境による倒産もあります。

コロナ以降の2020年頃から2021年には結構色々な補助金が出ていました。

その補助金が終了となって、資金繰りが苦しくなったという話も聞きます。

その辺の影響もあって、色々なしわ寄せが来たのが2024年ぐらいだったのかなという気もします。

最も深刻な人材不足の問題

最近、売上不振などではなく、スタッフさんが辞めてしまってという理由の閉店も結構多いように感じました。

お店をやっていけないほど資金に困っているわけでもなく、売上もある程度はあるけれども、スタッフさんが辞めてしまって、お店を閉めるしかないということです。

今は求人が非常に難しいので、人手が足りなくなってしまって、現状の規模の継続が難しいというような形を何軒か聞いたりしました。

もちろん、オーナーさんご自身が美容師さんである場合は継続して経営はされますので、完全な倒産というわけではなく、大きかったお店を閉めて、他の場所で小規模で再開されるというようなかたちが多いかと思います。

人材確保の課題と対策

人材の確保は非常に難しく、もちろん求人・人材確保に全力を尽くすというのは当然なのですが、そもそも若い人の人口が減ってしまっているという問題もあります。

海外人材の活用という選択肢

他の業界を見ていると、最近コンビニなどでも海外の方がすごく多くないですか?

アルバイトの方でも、インドやインドネシア、フィリピンの方などでしょうか?アジア系外国人の方がすごく多くなっています。

海外から日本に来られる方がいらっしゃれば、そういった方の力を借りていくというのも一つの方法かと思います。

ただし美容室は技術も必要なので、海外の方が来て急に働くというのは難しいと思います。

段階的に、日本に留学してきて、美容技術を身につけて、というようなケースが増えてくるのかもしれません。

年齢層を広げた採用戦略

若い方や高齢の方など、年齢層を広げて人材確保を目指す方法もあるかもしれません。

「若い方が少ないから問題なのでは?」と思われるかもしれませんが、もっと若い方、学生さんのアルバイトをもう少し入れていくような方法を考えていくということです。

マクドナルドなどは逆に高齢の方のパートさんを積極的に募集されています。実際に高齢の方がお店でクルーとして働いておられるのを見かけます。

このように、今まで美容師のスタッフとして募集をかけてなかった年齢層の方々に着目していくということも、やっていかないといけないのではないかなと思います。

美容師資格に依存しない業務の活用

どうしても美容室で一番ネックになるのは、美容師の資格がいるというところです。

資格なしでできる部分、例えば受付やそれ以外の雑務など、このような業務を他の方にお任せするという方法もあります。

また最近は、スポットでタイミーなどを使うサロン様も増えています。そのような方法も活用し、うまく運営を回していくという方法もあるかと思います。

経営スタイルの見直しが必要

美容業は人が非常に重要な業界なので仕方ないことですし、非常に難しいところなのですが、スタッフ頼りの経営をしてしまうと、結局辞めてしまった時に経営がちょっと不安定になってしまうということになるのかなと思います。

あまり現状いらっしゃる人材に依存しすぎないような方法を、経営のスタイルとして何か考えていかないといけないような時期に入っているのかもしれません。

まとめ

今回は人手不足による廃業についてお伝えいたしました。色々使える手段を利用しながらうまくやっていく方法を試行錯誤していくしかないのかなという感じはします。

美容室経営において、人材確保は避けて通れない重要な課題です。従来の採用方法だけでなく、多様な人材活用や業務の見直しを通じて、この困難な時代を乗り越えていきましょう。

今回の内容も何かにお役立ていただけましたら幸いです。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。また別の記事でお会いしましょう!

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