トステア®配合商品をOEMで作るには?ヘアミスト・ヘアミルク・トリートメントの商品開発を解説


最近、美容業界で注目されているヘアケア成分「トステア」
美容師さんの中にも、
「トステアを使ったオリジナル商品を作れないか?」
「ヘアミストとヘアミルクなら、どちらがいい?」
「トステア配合のトリートメントを自社ブランドで販売したい」
と考えている方がいると思います。トステアを配合したヘアケア商品はOEMで開発することが可能です。
ただし、オリジナル商品を作るうえで大切なのは、「話題のトステアを入れること」だけではありません。誰に使ってもらう商品なのか。どんな髪の悩みに向けた商品なのか。サロンでどのように販売するのか。
ここまで考えて商品を設計することが重要です。
この記事では、美容室・サロンのオリジナル商品開発を支援しているPlus heartが、トステア®配合商品のOEMについて、ヘアミスト・ヘアミルク・トリートメントなど具体的な商品企画も含めて解説します。
※「トステア」はオリエンタルケミカル株式会社の登録商標です。
トステア®配合のヘアケア商品はOEMで作れる?
トステア®は、化粧品の成分表示では「アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム」と表記されるヘアケア成分です。現在は美容室向けの商品にも採用されており、トステア®を配合したミストなども実際に販売されています。
そのため、「トステアを使ったサロンオリジナル商品を作りたい」というOEMのご相談も可能ですし、実際に多くのご相談をお受けしています。
ただし、OEMでは希望する成分を指定すれば、それだけで商品が完成するわけではありません。
同じトステア®配合でも、
- ヘアミスト
- ヘアミルク
- 洗い流すトリートメント
- 洗い流さないトリートメント
- ヘアセラム
- サロンワークで使用する処理剤
など、さまざまな商品が考えられます。
実際にトステア®配合のミストやアウトバス商品はすでに市場に登場しています。だからこそOEMでは、「トステアを入れるか」だけではなく、トステアを使って誰にどんな商品を提供するかまで考える必要があります。
そもそもトステア®とは?

トステア®について詳しくは別の記事で解説していますので、ここではOEM商品を企画するうえで必要なポイントだけ簡単に紹介します。
トステア®は、うねりや広がりへのアプローチ、毛髪補修、毛髪強度、カールやストレートなどの形状保持といった目的でヘアケア商品に採用されている成分です。
特にドライヤーやヘアアイロンなど、熱を使うヘアケアとの組み合わせが注目されています。そのためOEMでは、トリートメントだけでなく、ドライヤーやアイロン前に使用するアウトバス商品も企画の候補になります。
トステア®そのものの特徴や効果について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
トステア®を使ってどんな商品をOEMできる?

ここからがOEMを考えている美容室にとって重要なところです。
トステア®配合商品といっても、商品形態によって使い方やお客様への提案方法が変わります。「どれを作るのが一番いいか」ではなく、自店のお客様と販売方法に合ったものを選ぶことが大切です。
トステア®配合ヘアミストのOEM
トステア®と相性を考えやすい商品のひとつがヘアミストです。
実際に大手メーカーからも、トステア®(アミノエチルチオコハク酸ジアンモニウム)を配合した美容室専売のヘアミストが販売されています。
ヘアミストのメリットは、髪全体に塗布しやすく、比較的軽い使用感の商品を設計しやすいことです。
たとえば、
「ドライヤー前に使うミスト」
「ヘアアイロン前に使うベースケア」
「カラーやブリーチをしているお客様向けのアウトバス」
といった商品企画が考えられます。
重いアウトバスが苦手なお客様や、細毛・軟毛のお客様にも提案できる商品を作りたい場合には、ミストという選択肢を検討する価値があります。
また、サロンで仕上げ前に実際に使用してから、「今日使ったミストをご自宅でもドライヤー前に使ってください」と店販につなげやすいのも、美容室にとってはメリットです。
トステア®の特徴だけでなく、サロンで体験してもらい、そのままホームケアとして提案できる商品にするというところまで考えると、ヘアミストの企画が見えてきます。
トステア®配合ヘアミルクのOEM
もうひとつ検討したいのが、トステア®配合のヘアミルクです。
ヘアミルクも、ドライヤー前などに使用するアウトバストリートメントとしてお客様に提案しやすい商品です。
ミストとの大きな違いは、商品設計にもよりますが、水分だけでなく油分や保湿・補修成分などを組み合わせ、しっとり感やまとまりを持たせた処方を考えやすいところです。
たとえば、
「カラーやブリーチを繰り返して乾燥している髪」
「毛先のパサつきが気になる髪」
「広がりやすく、まとまりが欲しい髪」
などを想定した商品企画が考えられます。
ここでも「トステア配合」だけで商品を考えるのではなく、どんな仕上がりにしたいかが重要です。
- サラッと軽いミルクにするのか。
- しっとりまとまりを重視するのか。
- ダメージケアを前面に出すのか。
- 香りを含めて毎日使いたくなるホームケアにするのか。
同じトステア®配合ヘアミルクでも、ここが違えばまったく別の商品になります。
ヘアミストとヘアミルク、OEMするならどちらがいい?
「ミストとミルクなら、どちらがおすすめですか?」という疑問もあると思います。これは、「サロンのお客様によって変わります。」というのが答えになります。
軽さや使いやすさを重視するならミスト、まとまりやしっとりした使用感まで求めるならミルク、という考え方です。あとは、実際に今、あなたのお店で売れているのはどちらか?使いやすいのはどちらか?といった基準で考えても良いと思います。
ただし、これはあくまでも剤の形状としての方向性です。
実際の仕上がりは、トステア®の有無だけではなく、ほかの配合成分や処方によって大きく変わります。
だからOEMでは、「トステアのミルクを作りたい」だけで終わらず、「うちのお客様には細毛が多いので、重くならないアウトバスにしたい」「40代以降のお客様が多く、うねりと乾燥の両方を考えた商品にしたい」といった情報を整理することが重要です。
トステア®配合トリートメントのOEM
もちろん、トステア®を配合したトリートメントも商品企画の候補になります。
サロンで使用するトリートメントとホームケアを連動させたり、カラーや縮毛矯正などの施術をしているお客様向けの店販商品として設計したりすることも考えられます。
ただ、トステア®トリートメントについては「トステアだから誰にでも合う」と考えない方がいいでしょう。
髪質やダメージ状態、求める仕上がり、施術内容などによって商品に必要な設計は変わります。
トステア®トリートメントの特徴や注意点については別の記事で詳しく解説しています。
「トステアを入れたい」だけでOEMを始めない方がいい理由

トステア®のような話題の成分が出てくると、「トステア入りの商品なら売れるのでは?」と考えたくなります。
ただ、実際の商品開発ではここを逆に考えた方がいいと思っています。
成分から商品を作るのではなく、お客様から商品を考える。
たとえば、あなたの美容室に、「ブリーチをしている20〜30代のお客様が多い」のであれば、そのお客様が自宅で困っていることを考えます。
乾燥なのか、引っかかりなのか、アイロンによるダメージなのか、広がりなのか。そこから、「ドライヤー前に簡単に使えて、重くならないアウトバスがあったらいい」となれば、ヘアミストが候補になるかもしれません。
一方、「40代以降のお客様が多く、乾燥やうねり、まとまりにくさについて相談されることが多い」のであれば、ヘアミルクやトリートメントという選択肢も考えられます。
その商品にトステア®が適しているのであれば配合を検討する。この順番です。
「トステアを入れた」という事実だけでは、お客様が継続して買ってくれる商品にはなりません。
トステア®以外の成分との組み合わせも考える

オリジナル商品を開発する場合、ひとつの成分だけで商品全体を考えることはほとんどありません。
求める仕上がりに合わせて、補修成分、保湿成分、油剤など、さまざまな成分との組み合わせを考えます。
トステア®について調べている美容師さんなら、「エルカラクトン®」との違いや併用が気になっている方もいると思います。Plus heartでは、トステア®とエルカラクトン®についても別の記事で比較しています。
どちらが優れているという話ではなく、作りたい商品の目的によって使い分けたり、処方によって組み合わせたりするという考え方です。
OEMでは、「トステアを何%入れるか」というところから始めるのではなく、「どんな仕上がりの商品を作りたいか」を伝えてもらった方が、必要な処方を考えやすくなります。だから成分に詳しくなくても問題ありません。
小規模美容室でもトステア®配合商品のOEMはできる?

「OEMに興味はあるけれど、何千本も作らないといけないのでは?」という不安を持つ美容室オーナーさんは少なくありません。
Plus heartでは、サロンオリジナル商品のOEMを基本100個からお受けしています。ただし、商品内容や使用する原料、容器などによって最低ロットは変わります。特に希望する原料を小ロットで調達できない場合などは、そのままの条件では製造できないこともあります。
トステア®配合を希望される場合も、まず作りたい商品やロットなどをお聞きしたうえで製造可否を確認します。「100個なら必ずトステア®配合商品を作れる」という意味ではありませんので、この点はご了承ください。
トステア®配合商品をOEMする場合の費用は?
費用は商品によって大きく変わります。
処方、ロット、容器、容量、ラベルや化粧箱、デザインなどによって変動するため、「トステアOEMなら○万円」と一律には決められません。
参考までに、Plus heartがこれまで対応してきた小ロットOEMでは、20万円〜30万円程度の案件が多くなっています。
ただし、これはトステア®配合商品に限定した価格ではなく、Plus heartの小ロットOEM全体の過去実績です。
トステア®を配合する場合の実際の費用は、商品内容を確認したうえでのお見積もりとなります。
予算が決まっている場合は、「30万円以内でできる商品を考えたい」といった相談でも構いません。予算に合わせて、商品仕様を一緒に考えていきます。
トステア®配合商品のOEMは完成までどれくらいかかる?
Plus heartのOEMでは、初回製造の場合、〜6か月程度を目安としています。
企画を決め、試作を作り、実際に使用してもらいながら調整し、容器やデザインなども決めていきます。試作も3回までは、無料で対応しています。
商品化が決まったら製造・薬事対応などを進め、完成後に納品となります。工場の状況や商品仕様などによって期間は変わるため、「○月に発売したい」という希望がある場合は、できるだけ早めに相談していただくことをおすすめします。
Plus heartのトステア®配合OEMは、商品を作って終わりではありません
Plus heartでは、オリジナル商品の企画から製造だけでなく、販売についても一緒に考えています。
これは美容室のOEMではかなり大切な部分だと思っています。良い商品を作ったとしても、お客様に存在を知られなければ売れません。スタッフがお客様に説明できなければ、店販にもつながりません。
だから商品開発の段階から、「誰に販売する商品なのか」「サロンのどのメニューと組み合わせるのか」「お客様にどう説明するのか」「いくらなら継続して購入してもらえそうか」まで考えておく必要があります。
トステア®という成分名を前面に出して販売するのか。「うねり」「ダメージ」「毎日のアイロン」といった、お客様にとってわかりやすい悩みから提案するのか。ここもサロンによって違います。
Plus heartでは、商品を作るところだけでなく、販売戦略や販促についてもご相談いただけます。
トステア®配合商品のOEM開発の流れ

「まだヘアミストにするか、ヘアミルクにするかも決まっていない」という段階でも大丈夫です。
まずは、
- どんなお客様が多いのか。
- どんな髪の悩みを相談されることが多いのか。
- どんな商品があればサロンで提案しやすいと思っているのか。
このあたりをお聞かせください。
そこから商品のコンセプトや剤型、使用感、容量、販売価格などを一緒に整理します。
方向性が決まれば試作を行い、実際にサロンワークやご自身の髪で使用しながら、質感や香りなどを確認していただきます。「もう少し軽くしたい」「もう少ししっとりさせたい」といった調整をしながら商品を仕上げていきます。
その後、容器やラベルなどのデザインを決め、製造へ進みます。
トステア®配合商品のOEMについてよくある質問
-
トステア®配合商品は100個から作れますか?
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基本100個から対応しています。ただし、商品の種類、処方、原料調達、容器などによって最低ロットは変わります。トステア®配合についても、希望する商品仕様をお聞きしたうえで製造可否を確認します。
-
トステア®配合ヘアミストを作れますか?
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ヘアミストはOEM対応している商品カテゴリーのひとつです。トステア®配合を希望される場合は、希望する使用感や用途、ロットなどをお聞きして製造可否を確認します。「アイロン前に使うミストにしたい」「軽い仕上がりにしたい」といった商品イメージからでもご相談ください。
-
トステア®配合商品は100個から作れますか?
-
基本100個から対応しています。ただし、商品の種類、処方、原料調達、容器などによって最低ロットは変わります。トステア®配合についても、希望する商品仕様をお聞きしたうえで製造可否を確認します。
-
トステア®配合ヘアミルクも作れますか?
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アウトバス商品のOEMも対応しています。ヘアミルクについては、希望する処方やロット、原料・容器などを確認したうえで個別に製造可否をご案内します。ミルクという剤型ありきではなく、求める仕上がりをお聞きしたうえで、ミストやクリームなども含めて適した商品をご提案することもできます。
-
トステア®とエルカラクトン®を両方配合できますか?
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希望原料を使用した処方についてご相談いただくことは可能です。ただし、実際に両方を配合できるか、どのような処方が適しているかについては、商品仕様や原料調達などを確認したうえで判断します。「両方入れたい」だけではなく、どんな仕上がりを求めているのかなど、その他のこだわりもあわせてお聞かせください。
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成分について詳しくなくても相談できますか?
-
まったく問題ございません。むしろ、「この成分を○%入れてほしい」と決めていただく必要はありません。
「ブリーチのお客様に販売する商品を作りたい」「うねりが気になる40代のお客様向けの商品を考えたい」「アイロンを毎日使うお客様に提案できるアウトバスが欲しい」といった相談から始めていただけます。
トステア®配合のオリジナル商品を作りたい美容室・サロン様へ
トステア®は注目されている成分ですが、「トステアを配合した」だけでは、そのサロンらしい商品にはなりません。
- ヘアミストにするのか。
- ヘアミルクにするのか。
- トリートメントにするのか。
- どんなお客様に、どんな場面で使ってもらうのか。
そこまで考えることで、初めてオリジナル商品としての方向性が見えてきます。
Plus heartでは、小規模・個人経営の美容室からのOEM相談にも対応しています。
「トステア®を使って何か作ってみたい」「まだ商品までは決まっていない」という段階でも構いません。
サロンのお客様や作りたい商品のイメージをお聞きしながら、商品企画から一緒に考えます。
トステア®配合のヘアミスト、ヘアミルク、トリートメントなど、オリジナルヘアケア商品の開発に興味がある美容室・サロン様は、お気軽にご相談ください。

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