強髪プログラムに副作用はあるのか??
強髪プログラムを施術することにより副作用は起こるのでしょうか?
弊社へのお問い合わせとしてもたまにある内容です。
初めて使う、これから検討するという方には気になるところですよね。
結論から申し上げると強髪に副作用はありません。
ただしリスクがまったくないわけではないのでその辺りも含め今回は詳しくご説明させていただきます。
強髪副作用が起こらないといえる理由
理由①強髪はお薬ではないから
再生美容の急激な普及によりヒト幹細胞培養液に関する様々なうわさが広がっております。
確かに色々な可能性と期待がある成分ではありますが、現時点(2023年2月)ではあくまでも化粧品原料の1つです。
副作用というのは、薬による効果に伴って起こる反発的な別の作用を指して言うことが一般的かと思います。
強髪で使用されているようなヒト幹細胞培養液は化粧品原料ですし、強髪で使用するHSC15はもちろん化粧品登録の剤であるということになります。
なのでお薬のような急激な効果がないかわりに副作用のリスクはないといえるかと思います。
ただし一般的な化粧品と同様にお肌に合わない場合などはございますのでその点は注意して使用するようにしましょう。
理由②自己再生を高めるものだから
原料に「細胞」という文字が入っているので人の細胞が入っているのではないかと勘違いされる方もいらっしゃるかと思います。
ヒト幹細胞培養液は、細胞培養に使う培養液です。細胞が入っているわけではありません。
簡単に言うと細胞増殖のための成長因子を含んだタンパク質の液体です。
成長因子により細胞を活性化させて自己再生により回復を目指すのがヒト幹細胞培養液の使用目的になります。
あくまでも自分自身の細胞を活性化させていくものなのでそれによる反発なども起こる可能は少ないと言えます。
理由③過去に副作用の症例がみうけられない
もちろん安全性が確認された上で化粧品原料として使用されていますので当然といえば当然ですが、過去にヒト幹細胞培養液による副作用の症例などはないようです。
強髪においても弊社で把握できている範囲では、過去に副作用などは一切確認されておりません。
前述のとおり化粧品にも「肌に合わない」「かゆみがでる」などといった可能性はもちろんありますのでその辺りはよく理解して使用しないといけませが、発売から数年たっている今でも副作用の報告などがないというのは一定の安全性の裏付けにはなるかと思います。
強髪をすることによるリスク
①化粧品原料としての一般的リスク
ここまで副作用についてお伝えしてきましたが、化粧品だからリスクがないかというとそういうわけではありません。
現在、化粧品は全成分表示となっておりますので「ご自身で確認の上ご使用ください」というのが法的な立て付けです。
- お肌に合わない場合はご使用をお控えください。
- アレルギー等を起こしたことのある方はご使用をお控えください。
- 傷やはれ、湿疹など肌に異常がある部位にはご使用にならないでください。
- 使用中に異常が見られた場合は皮膚科などの医師に相談されることをおすすめします。
こういった文言がほとんどの商品には記載されております。
つまり絶対に安全と言い切れるものはなく、ご自身でご判断くださいということになります。
美容室で施術される場合は、施術される美容師さんとお客さまとで確認しながらすすめる形になるかと思います。
過去に頭皮のトラブル、肌トラブルなどないか?事前のヒアリングをしっかり行ったうえで進めていくのがよいでしょう。
②ポレーション使用による負担
次にポレーションを使用することによるリスクについてもお伝えさせていただきます。
強髪ではヒト幹細胞培養液を皮下に浸透させるためにエレクトロポレーションを使用します。
ここではポレーション自体の詳しいご説明は割愛させていただきますが、電気パルスにより皮膚に小さな穴をあけ浸透させるような形になります。
肌を傷つけるようなものではないのでほとんどの方は問題なくご使用いただけるかと思います。
ポレーションのリスクがどういったところにあるかというと電気をあてること自体によっておこる弊害です。
具体的には、ペースメーカーをご使用の方、妊娠中の方、事故などの治療により頭部などに金属が入っている方などは外部から電流をあてることによるリスクがございます。
美容室で施術する場合も過去に大きなケガやご病気をされているお客様や妊娠の可能性のあるお客様には十分に注意して、施術に取り組むようにしましょう。
また上記に該当しない方でも体質的に電気が苦手、刺激を強く感じやすいといった方もいっらっしゃいますので施術される際の電気の強さもお客様にあわせて調整をするようにしましょう。
強髪と他の育毛・発毛との比較
ここまでヒト幹細胞培養液や強髪についてご説明をしてきましたが、つづいて他の育毛・発毛の手段についても少しふれておきたいと思います。
AGA治療
まずは、AGA治療(飲み薬)についてです。
テレビなどでもAGA治療のCMを多く見かけるようになり病院で薄毛の治療ができるといった認知も高まってきたかと思います。
AGA治療は男性型脱毛症の治療でフィナステリドなどの内服薬を使用します。ホルモンバランスに影響するお薬なので女性や肝臓病をお持ちの方などは使用できないそうです。※詳細は専門医にご確認ください。
また健康体の男性の場合も副作用はあるようで男性機能の低下などがあげられます。
AGA治療は病院での治療になりますので効果はあるようですが、その一方で副作用のリスクなどは高くなりますのでその辺りを許容した上で処置に踏み切るかどうかを判断することになりそうです。
養毛剤・育毛剤・発毛剤
つづいてヒト幹細胞培養液を除くそのほかの有効成分を含む育毛剤などです。
発毛剤は医薬品になりますので美容室で取り扱うことはなく薬剤師の在籍する薬局で販売される形になります。
ミノキシジルを使用する大手医薬品メーカーさんの商品などが有名だと思います。
医薬品ですので効果は高く、副作用などのリスクはあるということになります。ミノキシジルの場合は血管拡張作用がありますので特に心臓病をお持ちの方、年配の方などは注意が必要なようです。
つづいて医薬部外品と化粧品にあたる育毛剤や養毛剤です。こちらは美容室でも幅広く取り扱われています。
位置づけとしては医薬品より効果がゆるやかな分、副作用などのリスクは低いということになります。
強髪を安全に行うために
①幹細胞培養液について正しい知識を身に着ける
最後に強髪を安全に行って頂くために重要なポイントをお伝えしたいと思います。
まずは、ヒト幹細胞培養液について正しい知識を身に着けることです。
お客様はプロである美容師さんに相談にこられるわけですので、美容師さん自身が正しい知識を持って頂いた上でお客様に情報をお伝えいただくということは非常に重要です。
多くの可能性を秘めた成分であるからこそ期待も膨らみますが、過大な表現は控え適切な説明とアドバイスを行えるようにしていきましょう。
②ポレーションの特徴と効果を理解する
施術で使用するポレーション機器についても使用方法や特徴をよく理解する必要があります。
基本的な操作方法や作用について確認することは当然ですが、実際にご自身やスタッフ様同士、モニターさんなど複数の方で試して使用感なども体感してみましょう。
また最近は、ご家庭用としてポレーションを購入されるお客様も増えましたのでホームケアでご使用になる場合の頭皮への使用方法、美顔器としてのお顔への使用方法なども確認しておきましょう。
※強髪ポレーションの詳しい説明は付属の説明書に記載されております。
③化粧品や美容機器に関するリスクを把握する
どんなものにもメリットがあればデメリットもあります。
安全性の高い化粧品でも肌に合わない場合も当然起こりえますので、化粧品を使用する際に考えられるリスクやトラブル、同様に美容機器などについてもリスクや考えられるトラブルなどを想定したうえで使用していきましょう。
事前にわかっていれば回避できることもありますし、トラブルが起こってしまった場合の対応もスムーズです。
色々な商品の特徴と合わせてリスクとなる部分についても店内で共有しておくことがおすすめです。
まとめ
今回は副作用をテーマにお伝えさせていただきましたのでリスクに関する内容の説明が多く、もしかすると不安に感じた方もいらっしゃるかもしれません。
実際には、強髪によるトラブルなどが起こることは非常にまれで弊社でも今のところお客様からのクレームやトラブルなどはございません。
正しい知識を身につければけっして怖いものではないことはご理解いただければと思います。
これから導入を検討されるサロン様はお気軽に弊社へご相談ください。
※こちらのブログは強髪代理店の立場でサロン様向けに発信している内容となります。一般のお客様からのお質問についてはご対応致しかねる場合もございますのでご了承ください。
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