美容業界2020年を振り返って
1年前には、まさかこんなにコロナが長引くとは思ってませんでしたね。
皆さんはどうですか? 予想出来てました?
まだまだ予断を許さない状況は続きますが、さすがに1年も経つと慣れたきたというか・・・
対応できてきましたね!
2020年の美容室
サロン様を見てみても席数を減らせて改装したり
遮断用のパネルやカーテンを設置したり
空気清浄機や換気設備を導入したりとコロナ使用に変わったお店を多く見ます。
またコロナ以前からあった労働時間短縮に拍車がかかったようにも思います。
“生き残る企業”は、変化に強いところなどとよく言いますが、昨年1年は本当にそれを実感する年になりました。
美容業界2021年市場予想
2021年のトレンドキーワードは、「テレワーク」「アキ活」「在宅」「副業」などのようです。
おもいっきりコロナの影響受けてますね。
また消費ヒット予測では、「掛け合わせ」というのがありました。
※出典元:日経電子版
ニューノーマル時代のトレンドは、無人駅×グランピング、5G×スポーツ観戦のような今までにない掛け合わせだそうです。
美容の方では「くびレイヤー」「透けバング」「ハンサムショート」
・・・とか色々ありそうですが、
スタイルのトレンドは、立地やお客様の層によって違うのでちょっと難しいですね。
2021年の美容マーケット
マーケットとしては、やはりエイジングケアとメンズ市場ですね。
ただメンズ市場は、“おしゃれbarber”といわれるハイセンスな理容店がかなり増えているのと、
男性も一定の年齢になると美容室を避ける傾向があるようです。
なので美容室はHanako世代の女性をメインに考えた方が良いかもしれません。
この辺りは、お店のコンセプトと戦略次第ですが。
エイジレス
エイジングケアの方向性としては、エイジレスに進んでいるような感じでしょうか?
サロン様でもよく聞く話が、40代、50代のお客さまも白髪染めをせずにブリーチしたりハイトーンのインナーカラーを入れる方が多い
ということです。
若く見せようというよりは、そもそも年齢を気にしていない、
20代と同じようにおしゃれを楽しむという感覚の女性が多くなっているのかもしれませんね。
高品質なケア
若い感覚でオシャレを楽しむ女性が増えることは、美容室にとっては追い風です。
とはいえ、20代の頃に比べてダメージや頭皮の刺激が気になるという方はかなり多くなってくると思います。
ダメージレスのカラーやハイクオリティーのトリートメント、リラクゼーションだけではなく効果として頭皮ケアをしっかりできるスパメニューそういったものニーズも益々高まるかもしれませんね。
ホームケアも含めて、複合的に提案していくのが良いかと思います。
集客のトレンド
続いて集客方法についてですが、年々ツールも増えて“集客方法”は山ほどあります。
先日、美容で使えそうな集客方法をピックアップしてみたらすぐに思いつくだけで31個ありました!
私が知らない媒体もまだまだあるので細かく調べていくと、50個とか100個とか出てきそうですね・・・
まあ、それくらい今は集客方法がたくさんあります。
集客方法が多いのは良いことのようにも感じますが、それだけライバルが増えることになりますので実際にはどんどん集客が大変になっているとも言えます。
集客の具体策
では、2021年からの集客は、どうすればよいのか?
やはり動画か?美容室はやっぱりインスタか?
それともTik Tokが伸びるのか?
と色々考えてしまいますが、あるマーケッターの方は、メディアミックスだと言ってました。
メディアミックスというのは、元々は漫画を映画化し実写版をTVで放送するといった感じで、複数のメディアを使って相乗効果で収益を大きくするやり方らしいです。
美容室の集客の場合も1つの媒体に頼るのではなく、インスタやTwitterなどのSNSからブログかホームページに流し、そこには動画のリンクがある。
それぞれのアドレスはチラシや名刺などの紙媒体にも記載されている。
といったように同時に複数の媒体を使いコンテンツとして発信していくような形をつくらないといけないようですね。
・・・やることいっぱいで大変ですが、
とりあえず、得意なことと自店のお客さまが見てくれそうな媒体に注力するのが良いのではないでしょうか。
それと市場全体の客数の減少は進んでいきそうなので、既存のお客様を大切にする事は、今も昔も変わらない最重要事項ですね!